アクティブ系インドア派人間のボルダリング

この世界にはいるアクティブ系、インドア派人間のボルダリングについてのぼやきと思い

差し出がましいZERO様のレビュー

絶対Friction帝国のPrinceのZERO様を使い始めてはや1ヶ月…

誠に差し出がましい気もするがこの靴の素性がわかって来たので少し突っ込んだレビューを書きます

 

↓↓↓↓

 

f:id:j12stockton:20180622022248j:image

 

この方がZERO様です

 

今回のZERO様は割と性能を早く知らせてくれるシューズだったので少し早いですが細かいところをレビューしてみたくなりました

マチュアクライマーだからこそ感じたZERO様についてレビューします

 

ちなみに恒例のシューズのネーミングですが…

今回はルルーシュとしました

これ以外のネーミングは考えられませんでしたww

 

アニオタの私には…

 

それではZERO様の詳細をレビューしていきます

 

 

 

☆ ZERO様のおいしいところ☆

 

 

・ZERO様の抱擁力!!

前回の記事で少し悪い書き方をした気がするので修正します

ZERO様の包み込む柔らかさは正直言って…

 

履き始めでは想像できませんでした!!

これはひとえに素材のなす技だと感じています

今回のZERO様のメイン素材はニット系の生地です

これが想像をはるかに超えて足に馴染みやすいです

私は当初、ビニール袋マジックでサイズを攻めすぎて失敗したと感じました

 

だって…足入れが信じられないほど悪いから…

本記事だけ見て誤解を招きたくないので

前記事も読んでください

 

↓↓↓↓

http://j12stockton.hatenadiary.com/entry/2018/05/19/214549

 

このZERO様の足の馴染みやすさはこれまで足にしたシューズの中でも段違いです

初日は攻めたサイズだと流石に苦痛です

それでも1日履けば足型を認識して…

2日目は長時間の登りでの苦痛を和らげ…

3日目には己が足の形を記憶してその性能を引き出してくれます

 

 

言うなれば3日でZERO様は己が能力を存分に見せつけてくれます

大抵のシューズは早くて1ヶ月程度の時間を要しました

その期間が3回のハードクライミングで発揮してくれるZERO様はギアス持ちならではの戦闘力です

 

これを能力と言わずにはいられません

これほど馴染みのいいシューズはなかなか無いと思います

 

そのギアス能力は言うなれば絶対遵守するギアス!!

人を従わせる能力ではなく、人に従う能力!!

シューズに求められる一番大きな能力かと思います

 

 

それはシューズの柔らかさがなす能力でしょう

 

 

それを紐解けばまず素材の選定に尽きるでしょう

 

先にも書きましたが、ZERO様のメイン素材はニット系の素材です

ニットと言えば頭が大きな人でも使えるニット帽

特に幅広い人にもピタッとはまる伸縮性が売りです

シューズ素材に使ったことは大いに革命的な選定だったといえます

 

これは声を大にしていいます

シューズの懐の広さはZERO様の特徴だ!!

 

だが…この懐の広さは伸びやすいシューズという事…

であれば伸びが気になるところ…

 

ご心配なく!!

伸びやすさを調整するのはSo iLLの得意技

伸びて欲しくないところはしっかりとラバーが固めているので伸びすぎないちょうどいい伸び感

さらに今回のZERO様はラバー面のスリット位置にかなりの拘りを感じます

 

So iLLのメインシューズを全種は履き込んでいる個人的スポンサーの我は全てを見せれます

なので見てください!!

この違いを!!

StreetからFree Range…そしてZERO様のスリットを全て見せます

 

まずは3種類のスリットを並べて見てみます

 

↓↓↓↓

 

f:id:j12stockton:20180622021230j:image

 

…わかっていましたが…

ここまでくるとよほどのSo iLL愛好家じゃない限りこの差を写真で判断は出来ないでしょう

 

なので…

Streetから順にアップで見ていきましょう

 

 

Street(ネーミング:Devin)

 

↓↓↓↓

 

f:id:j12stockton:20180622021558j:image

 

デビンはトゥーの先端の曲線型スリットを起点に放射状のスリット

 

 

Free Range(ネーミング:タクマ)

 

↓↓↓↓

 

f:id:j12stockton:20180622021647j:image

 

タクマはトゥーの形状に合わせた曲線のスリットを3本

 

 

ZERO様(ネーミング:ルルーシュ)

 

↓↓↓↓

 

 f:id:j12stockton:20180622021730j:image

 

ZERO様のスリットはデビンの放射状スリットとタクマのトゥーの形状に合わせた曲線型スリットのふたつが合わさった形です

履いた形を見るとさらによくわかります

 

↓↓↓↓

 

f:id:j12stockton:20180622021823j:image

 

このようにそれぞれのスリットが立体的に伸びて一番ストレスを感じるつま先周りのテンションを分散させる形状に仕上がっています

 

つまり、登っていて一番むくんでくるつま先の伸縮性が絶妙に考慮されています

皆さんが履いてるシューズを今一度見てください

トゥーにスリットはありますか??

 

トゥースリットはSo iLL以外で見たことのない形状です

そんな独自の形状にさらにもう一段の工夫をしています

 とにかくこのスリットがつま先のボリュームをうまく分散出来るようにナイスなポジションでナイスな角度で切ってあります

 

この細かい作り込みこそ今回のZERO様の一番の特徴

履きやすさと足型への追従性は今まで履いたシューズ(試し履きも含め)で最も考えられてると思いました

 

ちなみに、スリットはSCARPAのINS blackでもあります

申し訳程度に…

 

…が…立体スリットはZERO様がほぼ初と言っても過言ではありません

このスリットによる足への追従性はZERO様のストロングポイントです

 

 

ぜひ、多くのクライマーに履いて欲しいと思える一足です 

 

 

 

・足入れの悪さがウリ!?

 

ZERO様はシューズの内部もfriction抜群です

だから足入れはすこぶる悪いですww

 

シューズが伸びて足に馴染みやすいので徐々に足入れは丸くなってきます

履き始めのとんがった履きにくさは買った当初は後悔するかもです

 

しかし、足入れの悪さは逆に見れば長所の一つです

 

足入れが悪いなんていい事ないじゃん!!

…と思うかもしれません

 

しかし、足入れが悪い理由が滑りにくいという事なので足を入れてしまうと靴の中で足がズレる事がありません

これは実は地味ながら嬉しいポイントでした

 

シューズの中で足が動くとシビアな足置きを要求されるボテやスメアで信用しきれない時があります

そういう信用問題はZERO様にはありません

So iLLの一番のウリである独自ソールDark Matterの能力を余すとこなく引き出してくれます

 

So iLLシューズで毎回言っていますが、frictionは抜群です

ZERO様も例に漏れず…

というよりもう一度上のfrictionを感じられます

 

今回のZERO様もfrictionは圧・倒・的!!

 

 

 

 

★ZERO様のおしいところ★

 

 

・薄いフットに難アリ??

 

全体的に足裏感覚もfrictionのいいZERO様です

どんなフットにもいいフィーリングで乗っていけます

 

しかし、ただ一つ薄いフットだけは何故か足裏感覚がよくありませんでした

 

ここはどうしてか少し疑問ですが、おそらくトゥーの先端がかなり丸く作られてるからなんだと思います

またアウト・インのエッジもかなり緩やかなシェイプで型取りされてるので薄いフットのポイント探りが辛い印象です

 

ジブスや薄カチの乗りやすさは問題ありません

ただ、薄い丸っこいエッジのないフットはかなり足置きに神経を使います

これは履き込んでポイントを掴めば解決するところではありますが、ややいただけない点かなと思います

 

 

 

・シュータンの縫製

 

これは履きにくさに直結するとこです

ZERO様はシュータンのほぼ全体が縫製されています

スリッパっぽい形状です

 

これがスリッパの様にのび〜る感じならいいのですが、アッパーと一体化しているのでかなり足入れの際に履き口が狭いです

 

結果的には履いた後の締め感の良さにつながっているのですが、ベルクロタイプなのでここはもう少し履きやすさを考えて欲しかったとこですね

 

この点はただただおしいところでした

 

 

 

 

 

☆まとめ★

 

今回もおいしいところとおしいところでまとめました

 

メリット、デメリットがあるのは当たり前

しかし、ZERO様はデメリットを補うメリットが大きくあります

 

そして、何より本来であればデメリットでしかない足入れの悪さがメリットと捉えられる様なシューズ作りはさすがのSo iLLと感じます

 

デザインは相変わらずシンプルでcool!!

それでいて性能も良ければ買わない理由がありません

 

柔らかシューズを買いたい方は候補に入れる事をオススメします

 

最後になりますが、中も外もfriction抜群のZERO様

足入れが悪いはこれからのトレンド

積極的に足入れの悪いシューズを探す時代のパイオニア

この感覚を多くの人に感じてもらいたい次第です

IFSCクライミングワールドカップ八王子(準決勝・決勝詳報)

日本人選手の大活躍で幕を閉じたワールドカップ八王子大会

名古屋から足を運んで遠征して正解でした(*´∇`*)

 

 

今回は今大会の準決勝・決勝の詳報と感想を記事にしまする

 

 

☆準決勝女子☆

 

女子の決勝進出ラインは2完登3〜4ゾーン

2完登獲って決勝に上がれなかったのはファニー・ジベールだけなので2完登がラインでした

ただ1人別世界の女王・野口啓代選手は4完登オール一撃での圧巻の一撃祭り

 

2完登が20人中7人というかなりハードな課題セットでした

2完登の選手は6人中5人が第1課題と第4課題の完登者

この2課題のアテンプト数が準決勝の勝敗を分けました

 

他の第2課題と第3課題は群を抜いて悪かったです

 この二つの課題は会場で見た瞬間に悪いと感じるインパクトを持っていました

第2課題は野口啓代選手のみ、第3課題は野口選手とキプリアノファ選手の完登2名でした

 

この二つの課題について少し補足します

 

第2課題は野口選手の完登以外はゾーン獲得が15名

多くの選手がゾーン前のボリュームではがされていました

ファイナリスト5名がゾーンを獲得しているのでここではゾーンを獲得しておくことが決勝に向けてポイントになりました

 

ゾーンを獲得した15人のうち野口選手以外はゾーン後の挟み込みか左ボテのアンダーマッチに阻まれました

世界レベルの猛者が次々とふるい落とされるそのパートは本当に異様な空気を放っていました

ムーブそのものもよくあるわかりやすいムーブです

わかりやすいムーブほど持てないとはとても奥深い課題でした

 

完登した野口選手は苦にすることなく想像通りのムーブでクリア

野口選手が調子の良さが前面に押し出されていました

 

 

第3課題は最近多いデッドからのトゥーで初手を抑えるムーブでスタートは華やかでした

しかし、華やかなのはそこまでで後はTOPまでひたすら保持力を試される課題

多くの選手がゾーン獲得で終わっていました

ゾーン後は見るからに悪い取りにくい位置にあるホールドでした

それを小さいゾーンホールドを持ち替えて左で取りに行くのでとてもハードなパートでした

そのためゾーンの後を取れたのは完登2名の他数名…

その後もセレクションは続き最後に保持力の強い野口選手とキプリアノファ選手が残るという感じでした

 

最後のセレクションは野口選手、キプリアノファ選手の両名がヒールで攻略

ただ、このヒールがそれぞれ対照的でそれぞれの特徴が出た印象的なムーブでしたら

 

野口選手は代名詞の顔より上に足を上げての手に足気味のヒールで掻き込んで綺麗に攻略

キプリアノファ選手はでかいボリュームを足で抱え込むようにヒールで挟む魂の攻略

選んだムーブは同じでも全く違う形でゴール取りをするボルダリングの面白さが出た最後でした

 

 

日本選手の準決勝は野口選手の圧倒的な強さと野中選手の勝負強さが印象的でした

 

野口選手は会場でMCも煽っていましたが女王野口一撃祭りでした

課題ごとにオブザベに時間をかけて登り出すと迷いなくあっという間にオンサイト

結果はご存知、4課題4オンサイト!!

今まで苦手としていたコーディネーション系課題も難なくクリアできる!!

まさに経験と技術が融合して今が充実の時、絶好調だとわかります

 

 野中選手は第1課題をサクッと取り好調さを感じました

…が第2課題、第3課題ではゾーンを取り、いいところまで行っても核心で落とされるヤキモキさせられる展開

しかし、完登をできなければ準決勝敗退の第4課題でさすがは野中選手…

落ち着きある登りでしっかりと完登

完登が必要なところでしっかりと完登できるあたり今シーズンの調子の良さを感じました

 

また、伊藤ふたば選手の初の決勝進出は日本の新しいスターの誕生を感じました

ついに決勝に来てくれたかという嬉しさがありました

予選をしっかり通過して準決勝では安定してゾーンを取り、第4課題で一撃を取り2位で決勝を決めたあたり決勝も期待したくなる準決勝の登りでした

 

 

 

☆準決勝男子☆

 

準決勝男子はかなりバラツキのある課題だったように感じました

3完登が決勝ラインでした

 

準決勝課題で一番難易度が高かったのは第3課題で完登者は楢崎兄弟とチョン・ジョンウォン3名

楢崎智亜選手はこれを獲ったことで決勝進出が近づきました

 

第1課題と第2課題は確実に取りきりたい課題という感じでした

特に第1課題を取れるかどうかはかなり準決勝の結果に関係していました

 

第1課題を獲りきれずに決勝に残ったのは楢崎智亜選手とチョン・ジョンウォン選手の2人

第1課題を獲れないと多くの選手が苦戦した第3課題を獲り切らないと行けなくなるので決勝進出は厳しくなりました

 

その中で楢崎智亜選手は難しい第3課題を獲り3完登で決勝に駒を進めました

楢崎智亜選手は2大会ぶりの決勝を男子準決勝の最難関課題をきっかけで決めたところはさすがでした

 

最難関課題の第3課題はスラブのバランス系でした

ボーナスを取るまでは割と全選手スムーズに取りきるのですが、その後が核心だったようです

各選手の登りを見ている限り、手の高さと体の高さが絶妙にあってこないやらしい課題という印象です

 

完登者もチョン・ジョンウォン選手と楢崎明智選手がクリアしているようにリーチ差がかなり課題のやり易さに影響してました

楢崎智亜選手はリーチの不足分を動きの巧みさと保持力でカバーしていました

最後は抜群の運動能力でトップを獲り完登

準決勝のハイライトは楢崎智亜選手の第3課題でした

 

 

男子の準決勝は3完登が決勝ラインで極端に難しい課題はなく、課題間のグレード差みたいなのは少ない感じでした

 

準決勝に進んだ各日本人選手はそれぞれ見せ場を作りました

ただ、意外だったのは今シーズン好調さを維持している藤井快選手が1完登に終わったことです

そういう意味では決勝進出者は3完登ですが、その下は14人が2完登以下、0完登も2名いるなど厳しめの準決勝でした

 

準決勝はモローニ選手の安定感が際立ち、完成度の高い登りで3完登4ゾーン

隙のない印象で早々に決勝進出を決めました

 

それでも日本勢は楢崎智亜選手が2位、原田選手が4位、杉本選手が6位で決勝に進出

日本勢の好調さは勢いが止まりません!!

 

決勝と各選手の活躍が期待させられる準決勝でした

 

 

 

☆決勝女子☆

決勝は野中選手と野口選手の今シーズンの主役の一騎打ち

唯一追いすがったキプリアノファですら寄せ付けない日本のエース2人の世界でした

 

決勝課題は第3課題が圧倒的に悪く、初手を取れたのは野口選手ただ1人でゾーンを獲得できた選手も0でした

 

勝負を分けたのは第1課題と第2課題のアテンプト数

表彰台の3人は全員この二つを完登

 特に第1課題は野口選手がオンサイトで野中選手が2アテンプトでした

この差が最後に結果を分けました

 

特に野中選手の第1課題の1stアテンプトは手が抜けて思い通りにムーブを起こせなかったようだったのでアテンプトの重要性が出ました

 

なにより、野口選手と野中選手の今年の充実度は群を抜いています

野口選手は中国シリーズからの3連勝と9年ぶりの地元優勝

野中選手は初戦優勝のあと4戦連続2位でワールドカップ全戦表彰台の安定感

この2人を負かすのは今シーズンは至難の業でしょう

 

もう1人の日本勢伊藤ふたば選手は残念ながら完登0の6位

それでも随所に見せ場を作り、タイムアップギリギリまでトライをする粘りは今後を期待してしまいました

今年のあと2戦でどこかで表彰台あるいは優勝なんてこともあるかもしれません

これからの日本の期待のホープとしての実力は十分に見せてくれました

 

準決勝が割とハードな課題だったからか完登も多く、決勝課題は盛り上がりのある課題でした

その中で野中選手と野口選手のレベルの高い一騎打ち

最後はアテンプト差での決着

ドラマチックな展開に最後まで興奮させられました

 

今シーズンの残り2戦もこの2人が中心なんだと知らしめられました

そんな決勝女子でした

 

 

 

☆決勝男子☆

 

決勝男子は第1課題〜第3課題まではそれぞれ完登者1人という珍しい展開

それも全課題完登者が異なる大接戦

 

しかし、完登が少ないのでイマイチ盛り上がりに欠ける展開でした

 

そんな会場の空気を一変させたのはやはり楢崎智亜選手

第4課題まで振るわず決勝最下位の6位で最終課題を迎えます

 

誰もが楢崎選手のぶっ壊しムーブに期待を込め、せめて最後は完登して欲しいと願っていました

その会場の願いは正夢となり、初手を飛ばして直接ゾーン取りのスーパーランジ!!

これで一気に会場の空気を掴み、その後も奇想天外なスーパームーブの連発!!

 

最終課題をオンサイトして一気に暫定1位に躍り出ます

会場のボルテージは最高潮!!

もしかしたら楢崎選手の優勝か!?

そんな空気が突如として巻き起こりました

 

そして、迎えたモローニ選手の最終課題…

安定感はありますが最終課題向きかと言うとそうでもない感じだったので会場の興奮は最高潮

 

その中、今大会で力を見せつけたモローニ選手は抜群の安定感でオンサイト

勝負アリでした

 

今回のモローニ選手は終始安定しておりアンタッチャブルな存在でした

準決勝を見てもその安定感は歴然

よっぽどのことがない限り優勝はモローニ選手ので決まりという感じでした

 

モローニ選手は念願のワールドカップ初優勝

外岩の実績は抜群ですが、今ひとつコンペでの印象が薄かったモローニ選手

昨今のコーディネーション系に苦しんでいましたが、今回の優勝でまた一つステージを上げてきたたかもしれません

イタリアの大ベテランの今後の活躍に期待しましょう

 

日本勢としては楢崎選手の最終課題これにつきます

言葉は不要

だだ、楢崎選手らしいスタイルのある完登でした

なおかつその一発で表彰台、あわよくば優勝まで望めるところに行くのは楢崎選手の勝負運がなせる技といったところ

本当に興奮させられました

 

また、杉本選手はすべての課題で安定した登りで表彰台を手繰り寄せました

残念だったのはいいところまで進んでいた第2課題…

ここを取りきれっていたら優勝もありえたので少し残念でした

 

原田選手は完登こそありませんでしたが、しっかりと見せ場を作り、会場を盛り上げて自分の力を出し切るスタイルはとても楽しませてくれました

 

 

今回のワールドカップは日本勢大活躍のまさに地元ファーストのワールドカップでした

 

新しい勢いと従来の安定の強さ…

ライミングはもう日本のお家芸です

残り2戦さらなる活躍が期待出来る最高の日本ラウンドでした

 

次戦は来週のベイル大会

引き続き日本勢活躍に期待です

 

IFSCクライミングワールドカップ八王子(決勝速報とその後)

もう結果はご存知でしょう(*´∇`*)

今回のワールドカップは素晴らしいの一言でした(≧∀≦)

 

男子のFinalが進むに連れて女子のFinalの方が面白かったなと思ってしまってすいませんでした(*´Д`*)

 

最終課題の楢崎智亜選手はもうヤバすぎて震えが止まりませんでしたww

ワールドカップ初観戦でこんな場面に巡り会えるなんて幸せ者です!!

 

 

それでは一応今回のリザルトを発表します。

 

 

☆女子ボルダー☆

 

優勝 : 野口啓代

2位 : 野中生萌

3位 : エカチェリーナ・キプリアノファ

 

女王・野口啓代様の強さをただただ実感し、教えていただく講義でしたww

野中生萌選手の最終課題ワンパンもとんでもないインパクトでした!!

とにかく日本勢女子決勝でした

野口啓代選手の優勝を決めた後の涙が印象的でした

 

 

 

☆男子ボルダー☆

 

優勝 : ガブリエル・モローニ

2位 : 楢崎智亜

3位 : 杉本怜

 

日本人的には楢崎智亜選手の最終課題が全て持ってた印象ですww

ただ、杉本会長の全課題の安定感と期待感は会場で強く印象付けられました

そして何よりもモローニ選手!!

準決勝から安定して強く、正直アンタッチャブルな完全なるゴールドメダリストでした…

 

 

何から記事にすれば良いかわからないので今回は簡単な印象だけで終わらせます

また詳報は次の機会に記事にします

 

 

そして、なんとなくコルム様からサインをもらったから他の人もと思ってTシャツを2枚買って得た戦利品が…

↓↓↓↓

 

f:id:j12stockton:20180603195710j:image

野中生萌選手と…

↓↓↓↓

 

f:id:j12stockton:20180603195759j:image

伊藤ふたば選手のサイン入り(*´∇`*)

伊藤選手、サインを少し強引にもらいに行って すみませんでした↓↓

 

ファイナリスト2人から貰えて超感動です(≧∀≦)

女王・野口啓代選手からももらえるチャンスがあったのですが、マジックを探してる間に機会を失いました(*´Д`*)

 

でも、今回のワールドカップ八王子で十分すぎるお土産を手に入れられました

明日またニヤニヤしながら眺めたいと思います

IFSCクライミングワールドカップ八王子(決勝セット中にて)

ただ今会場では決勝セット中

惜しくもセミファイナルで試合を終えてしまった選手

予選で思うような結果が出せずに敗退した選手

両者とも物販を買い漁りに来る豪華な物販ww

 

 そんな準決勝敗退選手のなかに私の憧れのコルム様の名前があった

そしたらこんなことを思い始める…

 

 

“憧れのコルム様が物販に買いに来るのではないか!!?”

 

本当は昼ごはんを食べたり眠いで仮眠を取らなきゃとか考えていたが、そう思ったら物販エリアに30分も長居をしてしまった…

 

買うものなんてないのにww

 

まあ…流石に30分もいれば諦めもつくもので外に昼食を取りに行こうと思ったら…

 

 

!?!?!!!(*´∇`*)

 

いるじゃないですか!!コルム様!!

↓↓↓↓

 

f:id:j12stockton:20180603115811p:image

 

早速セルフィー(*´∇`*)

サインももらわなきゃ!!

 

please wri...(*´Д`*)

我…ペン持ってないやん!!

 

コルム様!!ペン持ってない!?!?

(錯乱状態!!)

 

いや、持っとるわけないがな!!

コンビニに走れ〜!!(*´Д`*)

 

次は車だぁ〜(*´Д`*)

サイン書いてもらうもん取りに行くんやぁ〜!!(*´Д`*)

 

 

コルム様!!間に合って!!

 

 

f:id:j12stockton:20180603120145j:image

間に合いました(≧∀≦)

いゃん!!憧れのコルム様のサイン!!

 

その後、コルム様はファンサービス

↓↓↓↓

 

f:id:j12stockton:20180603120232j:image

 

やっぱりヨーロッパのできる男は違うな(*´∇`*)

 

 

てな訳で休憩時間は1時間に減りましたww

 

 

ワールドカップ八王子大会(準決勝速報と物販)

本遠征のメインイベント

IFSCライミングワールドカップ八王子大会観戦(*´∇`*)

 

朝の6時に並んだけど…

f:id:j12stockton:20180603081104j:image

既に5組くらいの先着さん達が…

すぐ近くに前入りしていたのにぬかった↓↓

 

それでも自由席の前2列目で落ち着く

一番中心の見易いスポットなのでよしよし(*´∇`*)

 

準決勝の速報は野口啓代のオールワンパンに伊藤ふたばの決勝進出、野中生萌の最終課題で決勝を決めるなど見所が多すぎた(*´∇`*)

 

もちろん男子も好調で楢崎は2位で2大会ぶりの決勝へ原田海に杉本会長も決勝に進出

 

なんと!!男女ファイナリスト12人中半分の6人が日本人という圧倒感!!

 

 

残念ながら会場は撮影禁止のため大会中の画像があげられないのは残念↓↓

 

それでも楽しすぎまするww

 

 

そして物販が豪華ですな!!

 

f:id:j12stockton:20180603113215j:image

NORTHはもちろん

 

スポルティバに

↓↓↓↓

f:id:j12stockton:20180603113255j:image

 

今後が不透明な5.10に

↓↓↓↓

f:id:j12stockton:20180603113342j:image

 

みんな大好き8b+に

↓↓↓↓

f:id:j12stockton:20180603113423j:image

 

我のイチオシSo iLLまで

↓↓↓↓

f:id:j12stockton:20180603113456j:image

 

他にも東京粉末にマムートや挙げ出したらきりがない!!

もうここはチョ〜質のいい品揃えバッチリの好日山荘かって感じですww

 

決勝も楽しみだい!!

 

B-PUMP荻窪遠征なのだ!!

荻パンに遠征して来たぜ(*´∇`*)

もちろん10時開店と同時に入店!!

19時まで水1.5Lでしのぐもはや修行!!

 

その結果得られたものは…

↓↓↓↓

 

f:id:j12stockton:20180602213426p:image

 

このざまww

よくもまあこんなに綺麗なネタが撮れたもんだww

一応、このコンペ壁の課題はゴール取りまで行ってるんですけどねww

あまりにも出来すぎてたから写真はこれを選びましたww

 

ちなみにこの課題は…

↓↓↓↓

 

f:id:j12stockton:20180602225057p:image

サイファー気味にきっかけを作り…

↓↓↓↓

 

f:id:j12stockton:20180602225228p:image

次のフットホールドに勢いよく飛び出し…

↓↓↓↓

 

f:id:j12stockton:20180602225353p:image

壁に飛び込むようにバ〜ん!!

足ブラプッシュで抑える…

 

はい…

コーディネーションですww

だって得意ですものww

 

ちなみに逆サイファー気味のきっかけ作りは誰もやってくれませんでしたww

動きがトリッキー過ぎると言われてしまいました↓↓

 

残念↓↓

 

実はスタート核心と見せかけてスタートは誰でも止まりますww

やり方は人それぞれ色んな止め方でした

ボルダリングだし…当たり前よね

 

その後はというと…

↓↓↓↓

 

f:id:j12stockton:20180602225634p:image

ガバと見せかけた悪いボテを抑えて…

↓↓↓↓

 

f:id:j12stockton:20180602225809p:image 

 いいと思ってた足に乗って思いの外悪い足をなんとかしてゴールを狙いに行くという鬼畜!!

核心と勝手に思ってたスタートより後の方がよっぽど悪かったです(*´〜`*)

 

そして、結局ゴールを取れず落ちてきて足だけ残った無様な写真が撮れたわけですww

いやぁ…この課題は落としたかった↓↓

 

体感でいうとコーディネーションパートは3Qでその後2Q+でフィジカルがキツめの1Qないし2Q+ぐらいだったかなと思います

ただ、コーディネーションは得意なので体感は3Qと思いましたが2Qかもしれないなってとこです

 

またどこかの機会でコーディネーションについての記事を書いてみたいですねww

 

 

真面目に成果を書くと3Q5本でした(≧∀≦)

ただし、垂壁・スラブですけどww

2Qはゼロ…荻パンはやはり辛いです↓↓

もっと強くなろう…

 

そして、今回の荻パン遠征の収穫

我が勝手に師匠だと思っている沼尻さんのシグネチャームーブ逆サイファーは…

やってみると出来そうな気がするということ

 

今回は逆サイファーのフリをきっかけ作りとして順足を外回しで出して壁に入り込む勢いにして壁から剥がれる前に次のホールドへの勢いにするという形でコーディネーションパートを止めました

特に進行方向より手前に足があって手で体を振りに行けない時は逆サイファーのフリは勢いと壁への入り込みが段違いにスムーズな印象を持ちました

 

実は今回が逆サイファー初体験なのですが、割と感触は掴みやすかった気がしました

そして、何より逆サイファーなるものをシグネチャーとしてやってしまい、尚かつそれが色んな場面で使えてしまう沼尻さんの身体能力…これには本当に脱帽です

去年のコンペで沼尻さんと知り合えてそのムーブを見る機会を作ってくれたホームジムのピナクル2栄店に感謝(≧∀≦)

 

 

ちなみに今回の遠征はいつもとは趣旨を変えて…ただ登る遠征ではないように考えてみました(*´∇`*)  

 

登り終わりにあえての高円寺に向かい…

↓↓↓↓

 

f:id:j12stockton:20180602224413j:image

 

以前食べた美味しいワンタン麺を食べに(*´∇`*)

店の名前はよくわからないけど高円寺駅南口のすぐにあるから荻パンに行った際は少し電車賃を出して食べに行くことをオススメしまする(≧∀≦)

 

 

そして、ホテルを取ってないので…

↓↓↓↓

 

f:id:j12stockton:20180602224608j:image

f:id:j12stockton:20180602224613j:image

 

高円寺の昔ながらの銭湯に行って来ますた(*´∇`*)

やっぱり日本人の疲れた体にはお風呂が一番(≧∀≦)

味のある店構えに入浴料460円

スーパー銭湯なんかよりもずっとリーズナブル

いろんなお風呂やサウナの種類も豊富なスーパー銭湯も高いお金で行く価値のある施設

でも、最近少なくなった昔ながらのお銭湯

たまには足を運んでみるのもオススメ

 

なぜ、東京は都会なのにこうも風情のある伝統施設があるのだろう…

名古屋ももっと風情のある伝統施設を守っていきなさい!!

 

この都会の田舎め!!

 

遠征に行くなら少しお金を出して頭を使って穴場で贅沢するのもいいもの

今回の遠征は大満足(*´∇`*)

 

やっぱり遠征は一人で行くに限るな

また、一人遠征で穴場を探してみようかな(*´∇`*)

東京遠征

東京上陸(*´∇`*)

 またまた東京に遠征に来ましたww

 

今回の狙いはB-PUMP荻窪(*´∇`*)

と…もう一つ重要なミッションの為に関東に再上陸しますた…

 

その重要なミッションとは…

コレだ!!

 

↓↓↓↓

 

f:id:j12stockton:20180602014057j:image 

 

そう!!

ワールドカップ八王子大会を観戦にやって来ましだ(w≧∀≦)w

 

ワールドカップ初観戦…

ワクワクして眠れそうにない(≧∀≦)

 

とりあえず名古屋からノンストップで飛ばして八王子までやって来ました(*´∇`*)

八王子のコインパーキングをベースキャンプにまずは2回目の荻パン遠征をして明日の準決勝と決勝を観戦しまする

 

 

今回の遠征はかなり贅沢や…

とにかく楽しみとワクワクでどうかなりそうだww

 

 

今日は予選の為、会場の確認(*´∇`*)

 

↓↓↓↓

 

f:id:j12stockton:20180602085814j:image

 

のぼりも沢山あって盛り上がってそうや(*´∇`*)

そこかしこにクライマーっぽい人たちが歩いている

 

明日が楽しみや…

自由席だからしっかり並んでいい席を取ろう

 

今から荻パンさんに上陸の為、八王子から移動(*´∇`*)

荻パンも楽しみである