アクティブ系インドア派人間のボルダリング

この世界にはいるアクティブ系、インドア派人間のボルダリングについてのぼやきと思い

やっぱり行き詰まる5Q

どんなスポーツにも初心者に立ちはだかる壁がある

ボルダリングにももちろんある

 

 

それは初心者の壁といわれる5Q

どれ位難しいかというと…

 

 

正直、自分はつまづいてもいないから難しさがわからない

初日の1時間で普通に5Qはクリアしていた

その後も5Qは難なくクリアしていた

 

 

いかん…

これではただの自慢になってしまう…

一応、5Qについて書かねば…

 

 

色んな人とボルダリングに行って5Qについて聞いた話では

5Qになるとまずホールドが持ちにくくなる

 

それまでは単純にガバが多かったがピンチっぽいホールドやカチっぽいホールドが増えてくるのが5Qらしい

 

なるほど…そんな事気づきもしなかった

ちなみに5Qではジムによってはスローパーも使うところがある

私の通うジムはやたら5Qにスローパーが多い

ゆえに4Q、3Qとグレードが上がっていった時にスローパーで困った事はなかった

 

つまり、結構色々な種類の持ちにくいホールドも持たせてくるようになるのがこのぐらいのグレードだ

 

 

それからホールドの位置関係が遠くなる

 

つまり若干のデッドが必要な課題が多くなるという事だ

これで何が難しくなるのか??

体の捌き方、重心の置き方が必要になるグレードになってくるという事だ

 

6Qまでは多少無理な体勢でも足の位置が悪くても登れる

手を伸ばせば、足を伸ばせばホールドに届くから

でも、5Qは前の足場・持ち手を持っていては届かないホールドが増えてくる

 

その時に必要になるムーブがデッドだ

それを克服して初めて脱初心者と言える

 

 デッドは体の一部をホールドから離して立ち上がる勢いを使って次のホールドを取るムーブ

これが足ブラのムーブになるとランジ

 

男の子の憧れランジ

初心者の憧れランジ

 

そういうムーブもやりたくなってくるグレード

ただ、5Q程度ではまだランジもデッドもほとんど必要ない

距離感はまだ体の捌き方でなんとか手の届く範囲におさめられてる事が多い

 

 

それでもだいたい5Qをうってる新規さんはこういう…

 

“こんなの無理じゃね??”

 

…と…

そりゃ両手両足ホールドにあれば無理だね

体の位置も、重心の置き方もそれじゃ無理だね

 

と言いたくなる

そして、長い事ぶら下がっているから課題がうてない(自分のやりたい課題) 

 

だからめんどくさくなってアドバイスをする

 

という流れが起きやすいのが5Q

 

 

 

ちょっと頑張ればすぐ簡単に登れるようになる

ボルダリングをモテる道具として使いたいのであれば是非5Qはマスターしておこう

 

みんなの前でサラリと登れれば凄〜いと言われる

だが、過信は禁物

普通に登れる人は簡単に5Qなんて登ってしまう

 

5Qを難関グレード風にやってると結構恥ずかしい思いをする気がする

 

そんなグレードだ

 

 

グレード感は掴めたところで5Q攻略に必要な能力のまとめ

 

5Qではまだ特に難しい技術は必要にならない

 

必要なのはホールド上でのバランス

できるだけバランスを取る際に片足、片手を離せる様にした方がいい

バランスの自由度を上げるために

 

 

次にバランスをホールドの上だけで取るのではなくホールドの無い壁を上手く使うこと

これはスメアという

スメアとは壁に足を擦り付ける動作

これは非常によく使える

特にグレードが上がっても頻繁に使う

というよりグレードが上がれば使用率が格段に上がるムーブだ

 

覚えてクライマーらしい動きを真似してみると案外登れる

 

 

 

そして最後の手段は飛んでしまえ

飛べばなんとかなるよ

怖がらずに…

 

正直、5Qの課題なんか飛ぶ必要全く無い

でも、逆説的に言うと5Qでも飛べなければグレードが上がっても絶対飛べない

だから、飛ぶ練習をしといたらいいと思う

 

綺麗に登りたければその分努力する事

 

 

以上の3つ

 

・ホールド上で足や手を離してバランスを取る

・ホールドの無い壁をスメアしてバランスを取る

・難しい事が出来ないなら練習だと思って飛べ

 

 

 

1人でも多くの6Qクライマーが5Qを落とせる様になることを祈る