アクティブ系インドア派人間のボルダリング

この世界にはいるアクティブ系、インドア派人間のボルダリングについてのぼやきと思い

我が道を行くStreet(そろそろ本気のレビュー)

ボルダリングといえばシューズ

シューズといえばボルダリング

 

切っても切れないボルダリングとシューズの関係…

それはまさに…

 

 

書いてるうちにめんどくさくなったのでここでおしまい

 

今回は以前に使い始めて間もないSo iLLのStreetのレビューの続きを補足していきたい

 

ちなみにコレがStreetを履いて登ってるところ

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右足に注目…

スメアでがっちり保持できている

 

注目するのはB'zのGlory DaysのライブTじゃないですよ

確かにGlory Daysはサイコ〜のライブでしたけどね

 

 

ではでは補足のレビューへそりゃどん!!

 

 

1.正直ヒールは捨ててもいいかも…

 

この子(私はデビンと名付けた)なんですがヒールそのものは悪くないんですが、シューズの構造上緩いんです

もちろんこの子のヒールがバッチリな人もいるでしょう

ただ、足首の細い人には絶対に合わない

 

それ故にヒールに合わせるならサイズを攻めなくてはならなくなる

そこで問題になるのがサイズを攻めたことによるキツいサイズ感だ

普段からキツいサイズに慣れてればこんなもんだろうと感じる

シューズは非常に柔らかいからすぐ伸びるし、フィット感は抜群だから

 

問題はジャストを求める人

ジャストを求める人はどちらかを妥協しなければならない

履き込んだ結果、私はヒールは諦めてもいいと思った

多少、緩くてもヒールの総合力も高いし、他の面で大きなメリットがあるシューズなのでヒールに目をつむっても十分お釣りがくる

 

ここは妥協点をどこにするかによるが快適に登りたいならヒールは捨ててジャストサイズを選ぶのも一つの手だと感じた

 

 

 

2.ダウントゥの触れ込みはオマケ

 

とにかくStreetは柔らかい

故に靴の元の形状なんてあってないようなもの

 

私は軽〜中量級にあたる172cm 58kgの体格だけど早々に形状はフラットシューズになった

今では高性能フラットシューズのエース

さすがにつま先の鉤爪の様なダウントゥこそ残ってるけどもうすでに手に入れた当時の面影はない

 

ダウントゥのシューズが欲しいと思っての購入でStreetに期待するのは酷ってもの

始めからフラットシューズと思って使ってあげなさい

フラットでも十分に働いてくれるから…それを生かして上げるのが親心ってもの…

履けば履いた分だけ味が出てくる子だから是非、フラットシューズのエースとして働かせてあげよう

それがこの子に対しての愛情の印ってもんです

 

 

 

3.全面ソールラバーはサイコ〜

 

昨今流行りのセパレートソール

個人的には面で踏んだ時の足の抜け感が好きでない

例外として硬いラバーのセパレートソールはシューズの剛性と柔らかさのバランスがいいので非常に好み

 

少し話はそれたが、最近セパレートが増えてきた中で全面ソールのハイエンド寄りのシューズはいい試みだと思う

もともとソールラバーのDark Matterはいいソールだからその点も◎

足の信頼感は抜群だ

 

履き始めはダウントゥがキツくてスラブに乗りにくいけどダウントゥがあっという間になくなった後はスラブに緩傾斜に幅広く付き合ってくれるようになる

足裏のどこでもフリクションを効かせれるのでソールの特徴も相まって素晴らしい出来映えだ

 

また、So iLLの自社ソールDark Matterは粘りがあっていい

グリップ感は非常に高く壁スメアでもスッと止まる

自社独自ソールだからリソール環境になかなか出てこないだろうけど出て来たら全てDark Matterにリソールしてもいいと思っている

 

あくまで個人的な感想だけどねww

 

 

4.耐久性は…外れを引かないことを祈れ!!

 

耐久性はお世辞にも高いとはいえない

ベルクロ・ソール・トゥ廻りどこをとっても作りはあまい

 

特にベルクロは縫製が粗いため履き始めからほつれてくるほどである

マジックテープ部分もすぐに毛羽立ち始める

 故にベルクロ廻りは期待してはいけない

直ぐにガタがくると思った方がいい

 

 

更に致命的なのはトゥ廻り…

これはハズレを引いたこともあるが購入早々に左のトゥラバーにありえない溝があった

ここが弱そうだなぁと思ってたら3ヶ月でばけた

リソールもおそらく不可能なばけ方をしている

 

↓↓こんな感じだ

 

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 写真の左側のトゥの先端を見てわかるだろうか…

トゥの先が割れてきている

ちなみに修復した部分はバッくりと口を開けている

 

 

ただ、リソール環境が無いことを考えれば使い捨てで構わないと思ってしまった方が楽だ

堂々と使い古して捨ててしまおう!!

 

それぐらいの心意気が必要かもしれない

この点は只々マイナスだ

 

また、柔らかいソールの宿命ではあるがソールの減りが早い

さらに、ソールがホールドの形に凹むもしくは削れる現象も起きる

 

柔らかさ故の必然

ここは割り切ってソールの命の火を燃やしながらグリップする感覚を存分に楽しむくらいの腹づもりで使うといい

 

壊れやすいのも脆いのも可愛いと思えるようになる

それがこのシューズの性能を引き出す一番の方法

何処と無くアメ車の匂いがするww

 

 

 

 

5.最後に…

 

Streetはいいシューズだ

これだけは間違いない

 

ただ、新興勢力であるが故の作りの甘さが勿体無い!!

でも、履く!!

 

それが我の結論だ

マイナスを補うプラスがあると思わせる性能があるので私はDevinを使う事に決めた

 

それにシューズ界に出てきてのほぼ処女作でこの性能なら我にとっては今後の期待の方が上回る

 

今後もSo iLLの出してくるシューズから目が離せないだろう

 

次は、Free Rangeを買って試そう

Devinもばけてきたことだし新しいシューズの買い時だ

 

引き続き我はSo iLLファンとしてSo iLLのシューズを試していきたい