コーディネーション課題って好き嫌い分かれるよね
最近の流行りのコーディネーション系課題は見ていてとても気持ちいい
やっていても楽しい
しかし!?
それは私がコーディネーションが好きな人だからだろう
嫌いな人は見るのも嫌な課題の類だそうだ
それでよく聞くのが“ボルダリングってクライミングと別方向に向かってる”
という話だ
特に保持力しっかりの昔からのクライマーはよく言っている
正直コーディネーションはクライミングじゃないと私も思う
ボルダリングはスポーツだと考えている
その点が特に顕著なのはコーディネーション課題だろう
では、コーディネーションとは??
一括りに動きが連続する課題を言うことが多い
足だけの連続ムーブだったり手と足の連続ムーブだったりその種類は豊富だ
だからコーディネーション系が得意な人でも得意な系統と苦手な系統が分かれる
ちなみに私は足のステップを要する課題が得意で手の連動は苦手な部類だ
コーディネーション課題は得意不得意がはっきりと分かれる
なぜならスポーツの要素が強いからだと私は思う
では、スポーツの要素が強いとなぜ得意不得意が分かれるのか??
これは至って単純に運動能力を求められるからだろう
例えば跳躍力がある人と普通の人が横に飛ぶコーディネーション課題を打ち込むとした時、そこにはっきりと差が現れる
跳躍力のある人は次のホールドが近く感じ、普通の人は遠く感じる
その分の連動してホールドを保持しに行く時の余裕に差が出る
つまり運動能力が高ければその分コーディネーション課題は有利になる
これはリーチの有利不利以上に得手・不得手の差が出る
これがコーディネーション課題の好き嫌いにそのまま繋がる
よって好き嫌いが大きく出やすい
運動能力を要するムーブは差が出やすい
こればかりは人の持つ能力に依存する
だから得意不得意がはっきりとする
コーディネーション系課題は自分は好きだがそう考えるとコーディネーションがボルダリングに登場したのはクライミングとしてどうなのかと思う
これからボルダリングはスポーツの道によりシフトするのか
クライミングの色がまた強くなっていくのか
どっちに進むかはわからない
それは流行り廃りの話だ
それでもコーディネーション系課題は一定の割合で作られるだろう
その為に苦手を克服した方がいいかもしれない
スポーツとしてのボルダリング
この流れはまだまだしばらくは続きそうだ
強傾斜・スラブ・コーディネーションの3点セットが全て強くなれたらいいなと思う今日この頃でした